こんにちは、おかてんです。
ホリエモンの「多動力」を読んでみました。
5月に刊行されて、色んなブロガーが書評している中で気になっていまして、セールがやっているという情報が流れてきたので即座に購入。
最近、今後社会で生き抜くにはどのように賢く生きればいいか?ということについて考える機会が多く、この本もその道しるべになっています。
この本ではホリエモンの実際の行動に基づき、かなり極端な生き方について書き尽くされています。
では、僕が気になった項目をピックアップしてみました。
そもそも多動力とは?
「多動力」とは何か。
それは、いくつもの異なることを同時にこなす力のことを言う。しかし、「多動力」がある人は、次から次に、興味が移り変わってしまい、全くもって落ち着きがない。
「多動力」がある人とは、色んなことに興味を持ちまくり、次々とやることが変わっていくあるいは増えていく人のことですね。
「多動力」がある人は一見、飽き性や何事も長く続かないダメなやつと思われがちですが、現代では「多動力」を持つものこそが生き残れる社会だと感じています。
現在はオープンイノベーションが進み、情報というものに価値がなくなってきました。
いくら一つの専門性に磨きをかけてもネット上ですぐに共有されるので価値が高くありません。
それよりも多種多様な仕事をこなす方が珍しい存在になり、自分の価値が上がります。
自分の持っている肩書きを増やし、かけ算すれば、いくらでも希少な価値になり得ることができます。
僕の場合は今の所
プログラマー × ブロガー × 研究者(情報処理)ですかね。
こう並べると結構いそうな気もしますね。
今後はコンサルタントや投資家などの肩書きも増やしたいところです。
理系なんかは特に「多動力」の意識を持つべきだと感じました。
理系の人は自分の専門性を極めることが自分の目指す道だと思われがちですが、今の時代はそうでもないんですよね。
事業の移り変わりが早い現代では、スキルチェンジをどんどんしていかなければいけません。
例えば、ソフトウェアだけでなくハードウェアや機構関連の知識や経験があると社内やあるいは他社でも重宝されます。
何か1つだけのスペシャリストになるよりジェネラリストになる方が今後の社会を生き残れるでしょう。
何事も見切り発車が大事
準備が足りないからと足踏みしていたらいつまでたっても満足いくものはできないのだ。やりたいと思ったら、今すぐやってしまおう。
「多動力」とは自分の興味あることをどんどん取り組めばいいだけの話ですが、なかなかそれができない人が多いのではないでしょうか。
大抵の人は何か新しいことに取りかかる前にあれこれ考えちゃうんですよね。
で、考えたあげく結局やらないことが多い。
失敗することを恐れすぎているんですね。
まずはやってみることが大事。
失敗したらしたで、また次に行けばいいだけ。
このサイクルを早く回せるようになれば、自分がやりたいこと、好きな事にたどり着けるのではないでしょうか。
自分の時間を生きる
他人の目を気にし過ぎて、「自分の時間を」を生きていない人が多い。
僕もだいぶマシになりましたが、昔は他人の目をめちゃくちゃ気にしていました。
例えば
- 上司が出席する会議に参加させられる
- 大して仲良くない職場の人達の飲み会に参加する
- 職場の人と常にランチを一緒にする謎のルールがある
のように他人の時間の中で生きている人は多いのではないでしょうか?
これらに参加しなければ、上司に何か言われそう、自分は浮いてしまうなどと思い、とりあえず参加している人が多いと思います。
ホリエモンは必要のない会議あるいは、会議内容の時は遠慮なくスマホをいじり、自分のことを優先しています。
徹底していますね。
他人の目を気にしていては何もできないということを、これでもかというくらい分かりやすく示しています。
僕にはさすがに会議中にスマホいじる勇気はないですが、それ以外にも自分の時間を生きる術を考えることができます。
僕が実践している方法としては
- 必要のない会議は初めから出ない
- 意味のない飲み会は行かない
- 自分とつきあう友人を絞る
など、他人の時間で生きることを減らしましょう。
周りの目を気にして、自分の時間を生きていない人がいれば少し強気になって自分の時間を生きてみましょう。
カルピスの原液になろう
僕が実際に動かなくても、考えや主張は自動的に生産され続け、何人もの僕が働いているのと同じことになる。
「多動力」といえど、自分一人で動き回るのには限界があります。
そこでカルピスの原液のように自分の発言に影響力を持たす事で、自分の分身をいくつも作ることができるとホリエモンは主張しています。
例えば、ホリエモンは自分の発言がテレビやネットで取り上げられる事で四六時中自分の存在感を示しています。
要するに自分の影響力を上げて、どんどん拡散してもらうという事ですね。
なかなかインフルエンサになるのは簡単ではありませんが、まずはどんどん発信していく事から始めるべきだと思います。
自分の思った事、感じた事、学んだ事を発信する事でその発言を誰かに拾ってもらったり、あるいはその中でどのような発信が求められているのかを感じとる事ができると思います。
最後に
この本の特徴は各章の終わりに「やってみよう!JUST DO IT」」というその章に関する起こすべきアクションの例が書かれています。
その説明が冒頭で、
各項目の最後には「やってみよう!」リストがついている。
本を何冊読んでも、現実は1ミリも変わらない。まずは1つでもいいから実践してみてほしい。
大抵の本は読んで終わりで結局身につかないですが、実際に行動を促してくれますのでその行動を自分に取り入れることで身につけることができます。
もしこの本を手に取ったなら今すぐ行動し、多動してみましょう!