Udemyの「アプリケーション開発者のための機械学習」を受けてみた

プログラミング

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こんにちは、おかてんです。

Udemyの「アプリケーション開発者のための機械学習実践講座」を受けてみましたので、その内容等を書きたいと思います。

この講座はこちらのような人にオススメです。

  • 機械学習を使ってアプリ開発したい
  • 機械学習について学んだけどどのように活かせばいいのかわからない
  • 機械学習はあまり知らないけど、実用化に使ってみたい

 

どちらかというとある程度プログラミングに触れたことのある人向けですかね。

初心者の方向けの講座もUdemyは用意してありますので、プログラミングをやったことのない人はそちらを先に受けてみることをお勧めします。

では、早速ご紹介していきます。

 

講座の内容

講座はDay1〜Day7と単元ごとに区切られていまして、7日程度で終わるくらいの量。

全体的な流れとしては

  • 機械学習がどのような仕組みで成り立っているのか?
  • 社会のどこで応用されようとしているか?
  • 応用するためのアプリ作りとしてどのような方法があるか?
  • 実際に機械学習を実装し、それをどのようにアプリへ組み込むか?

について解説してくれます。

1つ1つの動画もそこまで多くないので、ダラダラ学習せずに済み、何を学んだのか?を実感することができます。

 

この講座のおすすめポイント

全体的な内容は先ほどの説明やUdemyのページを見ていただけたらわかると思いますので、受けてみて僕が感じた良かったことをご紹介します。

スライドがわかりやすい

スライドが非常にわかりやすいですね。

図を交えながらの多いので視覚的に見やすかったです。

どうしても言葉だけの解説だと聞いていても頭に入ってこないし、理解しにくい部分があります。

特にこういった一方的なオンライン学習ツールでは受講者が聞く木になろうと思うような作り込みにするべきだと思うので、そういった点では今回のこの講座は非常に良いですね。

 

 

機械学習の最新動向について知れる

最近人工知能や機械学習とかはよく耳にする機会は増えましたが、実際にどんなビジネスに対して適用しすればいいのかいまいちわかりませんよね。

この講座では

今までどんなところに応用されていたか?
今後どんなところに応用されそうか?

ということを知ることができます。

例えば、竹中工務店のビル管理においてはコスト削減の取り組みとして機械学習を取り入れているとのこと。その一例として、エレベータなどにセンサをつけることで、最初はセンサの情報から人がビル管理をし、データがどんどん蓄積されるごとに機械学習を適用し、最終的には人を介さずに自動的にビル管理できるようにすることが目的らしいです。

こういうことを聞くとイメージが湧きやすいですよね。

実はあらゆるところで機械学習が使われているのです。

 

機械学習の実装手段について知れる

機械学習で仕事をしていくためにはビジネスを考えるのも重要ですが、手を動かして実装しなければいけません。

実装となるとなんか難しく感じますよね。でも実装の選択肢はいくつかあり、実はそこまで高度な知識は必要とされないのです。

 

今回紹介された実装の選択肢はこちら

  • ライブラリ型
  • プラットフォーム型
  • パッケージ型
  • サービス型

 

それぞれの特徴は講座内で解説されていますが、講師の方はビジネスで使用するならパッケージ型を推奨していました。

パッケージ型として代表的なツールはJubatusと呼ばれるPFNが開発したクライアントからサーバへアクセスして機械学習を行ものが紹介されていました。

パッケージ型はサーバのためにインフラの構築が必要であるが、ビジネスにフィットする機能が使いやすく、機械学習の複雑な部分にあまり触れることなく使うことができるのでビジネスに向いているとのことでした。

 

 

 

実際に運用するためにすべきことは?

では、機械学習を実際に運用しようとするためにすべきことは何でしょうか?

それは、それまでの課題の洗い出しや仮説の立案です。

例えば、機械学習システムを導入するために顧客に提案するとき、どこで貢献できるのかを明確にする必要があります。

そこを明確にしなければ機械学習すら実行できなくなります。なぜならデータが集まらないから。

機械学習はデータがあってなんぼの世界です。

そもそも導入するメリットがなければ使ってくれなくなり、データすら集まらないので検証ができないんですね。

なので課題の洗い出し・仮説の立案というのが非常に大事で、Before/Afterでどう変わるのか?を明確にする必要があるんですね

機械学習や人工知能がもてはやされている今、何でもできちゃうと思っている人が多いかもしれませんが、実はそんなことはなく、こう言った地道な取り組みが必要なんですね。

 

最後に

この講座では機械学習を実際のビジネスで活かすにはどうすればいいのかということを網羅的に説明されています。

そのためにすべきことは幾つかありますが、単純にプログラミングができればいいという問題ではありません。

逆にプログラミングが苦手な方でも、それ以外の部分で貢献できるところは非常に多いのです。

難しい数式などを使ったプラットフォームはすでに出来上がっているので、それを使ってどう問題を解決するのか?ということが問われそうです。

機械学習をビジネスに行かせるノウハウを知れば重宝されるかもしれません。

気になる方はぜひ「アプリケーション開発者のための機械学習実践講座」を受けてみてください!

 

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