こんにちは、おかてんです。
プログラミング言語って色々ありすぎて、何を選べばいいかわかりませんよね。
今からプログラミングを身につけようとしている初心者ならば、自分のスキルとして今後の社会を生き抜いていくためにはPythonが最適だと考えています。
「なぜPythonを学ぶべきか?」について5つの理由をご説明します。
Pythonはインタプリタ言語の一種
Pythonは初心者にはもってこいのプログラミング言語です。
それは、なぜかというと、インタプリタ言語の一種だからです。
インタプリタ言語って何なの?と思う方もいるので簡単に説明を。
プログラムを作成しても、実際に動かすためには色々とハードルがあります。
現在大学の授業とかでよく使われているC言語はコンパイラ言語と呼ばれ、プログラムを作成し、それを実行しようとするとコンパイルというパソコンに理解させるためのファイルに変更する作業が必要になります。
この方が計算速度が速くなるので、使われることが多いのですがプログラミング初心者の書く量なんてたかが知れているし、そんなに複雑ではないので正直無駄に時間を取られるだけです。
一方、Pythonはインタプリタ言語と呼ばれ、プログラムを作成するだけですぐに実行ができます。
自分が作ったプログラムの結果がすぐに確認できるので、初心者にとってはモチベーションの維持にもつながります。
コンパイラ言語だと実行ファイルに変更する時にエラーが出なくても、実行ファイルを動かしてみるとエラーが出るなんてことはよくあります。その時のエラー処理も分かりづらかったりするんですよね。
そういう意味でもインタプリタ言語であるPythonはオススメです。
インタプリタ言語は他にもRubyやJavascriptなどもあるので初心者はこの辺りの言語からスタートするのが良いでしょう。
Python使用者は年収が高い
Pythonは2017年のプログラミング言語別平均収入では第2位となっています。
やはり、Pyhonは最近流行りの人工知能(AI)に関する機能が豊富なので、使いこなせれば重宝されるんですね。
Pythonは数値計算が得意なこと、開発効率が良いことから人工知能に最適だと言われています。
人工知能ブームが来てからは注目を集め始めており、今後も需要が増え続けるでしょう。
Pythonが使えるだけで就職や転職に有利になるかもしれません。
国内にユーザーが少ないので希少人材になれる
Pythonは海外発祥なので国内で使っている人が少ないんですね。ドキュメントとかも結構英語とかがあるのでまだ馴染みがない感じ。
よく比較されるRubyは日本発祥でPythonよりは国内のユーザーは多くなっています。
国内のユーザーが多いということは、競合も多くなるということですね。
もちろん、今の国内の需要からするとRubyの方が多いので一概には言えませんが、今後Pythonの需要は増えてくると思います。
そうなると必然的にPythonユーザーも増えるのですが、その時にはすでに競合がたくさん増えてしまう可能性が。
そのため、需要が増える前に身につけておくことで希少人材となれるんですね。今のうちに学習して、今後の社会に備えておきましょう。
可読性に長けている
プログラミングを読む時も書く時も、読みやすいものであることに越したことはありません。
では読みやすいプログラムってどういうものなのか?
その一つとして処理ごとにインデントを設けることです。
Pythonは各処理ごとにインデントを設けないとエラーが出てしまいます。
例えば、以下のようにプログラムを書いてしますとエラーとなります。
1 2 3 4 5 6 |
a = range(0, 10) b = [] for i in a: if i%2 == 0: b.append(i) print(b) |
これをこのようにforとifという処理の後にインデントを設けないといけません。
このようにインデントを設けることで初めて実行できます。
1 2 3 4 5 6 |
a = range(0, 10) b = [] for i in a: if i%2 == 0: b.append(i) print(b) |
こちらの方がすっきりしていて見やすいですよね。
最初は結構これが面倒で、「何でプログラムが通らないんだ?」とよく躓いていましたが、書いているうちにだんだん慣れてきます。
インデントがないと気持ち悪いくらいの感覚になり、別の言語でもその癖がつきました。
処理ごとで何が行われているかがすぐに理解しやすいので、Pythonでこの癖をつけとくのは後々便利になってきます。
開発環境によっては改行すると勝手にインデントを設けてくれたりするのもあるので、エラーを気にせずに身につけることもできます。
人工知能に強い
Pythonはここ数年で一気に人気が上がった言語ですが、その理由として人工知能に強いことが挙げられます。
プログラミングする時にはライブラリと言うものをよく使い、人工知能ライブラリが豊富なのです。
ライブラリとは簡単に言うと、多くの人がよく使う機能を一元化することで、誰でも簡単にその機能を使えるようにしたものです。
人工知能の機能を簡単化されたものを扱えるので、初心者でも安心して使えます。
さらに、先ほど紹介しましたインタプリタ言語なので、実行→修正が簡単なので開発のサイクルを速く回せます。
最近はディープラーニングといったAIに関する技術も発展しており、これらはかなりのスピードで開発が加速されているようですね。
最後に
初心者の人がプログラミングを学ぶときは「Python」をオススメします。
プログラミングを学ぶ理由はそれぞれあると思いますが、今後の社会でますます必要とされる言語になると思います。
今のうちに身につけておきましょう!
- 作ったプログラムを実行するのが簡単
- 高収入を狙える
- 競合が少なく、希少人材になれる
- 可読性が高いので、綺麗なプログラムが書けるようになる
- 今流行りの人工知能に強い