【就活生にオススメ】大企業で働くメリット・デメリット

仕事

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こんにちは、おかてんです。

就活生や転職を考えている皆様、大企業に就職したいと思っているでしょうか?

僕も、就活当時は絶対に大企業に行きたいと思っていたので、中小企業はほとんど受けずに大企業ばかり受けていました。結果としては、一応大企業と言われるところに就職することができて当時は満足でした。

実際に就職してみて、大企業ならではの良いところ・悪いところが見えてきました。そこで、今回は僕が感じた大企業に就職するメリット・デメリットをご紹介します。

大企業にも色んなところがあるので、あくまでも一意見として読んでもらえればと思います。

 

大企業で働くメリット

まずは大企業で働くメリットについてご紹介します。

 

給料が安定している

昔ほどの大企業神話はありませんが、比較的安定しています。

会社の経営が少し傾いてもある程度の収入を確保できます。

さらに個人で失敗したり、あまり成果を残せなくても、収入は大きく変わりません。

なので極端な話、就職さえしてしまえば、その後はのんびり働いていても安定した暮らしを送れるということです。

もちろん、その中でも何もスキルを磨かずにぼーっと生きていると成果を残せずにいると中年になった時に早期退職を促される可能性はありますので、油断は禁物です。

あとは、サービス残業も多くないですね。最近、ブラック残業が問題になって世の中で働き方改革をしようという流れがあります。特に大企業は周りの注目も大きいので率先して取り組んでいます。僕の部署でも残業をせずに早めに帰るような雰囲気も強くなっていますね。

 

福利厚生が充実

大企業では福利厚生がかなり充実しています。

例えば、僕の会社では以下のような福利厚生が用意されています。

  • 家賃手当・住宅補助
  • 交通費全額支給
  • 企業年金
  • カフェテリアポイント

大企業でも収入が少ない場合もありますが、福利厚生があることで支出がほとんどなく、貯金がたまりやすいというのもあります。

カフェテリアポイントとは1年に決められたポイントをもらうことができ、財務や勉強などに使うことができます。財形貯蓄や保険などに当ててもいいし、学習などの自己投資してもいいし、自分のために自由に使うことができるポイントのことです。

 

研修制度が充実

研修制度が非常に充実しています。

新人研修はもちろんのこと、僕は技術系の職種なので最新の技術を学べる研修なども多くあり、自由に受けることができます。なので、自分の専門外の新しい仕事についても研修を受けることによってスキルを身につけ安心して仕事ができます。

ただ、現場で即戦力になってバリバリ働きたいという人によってはあまりメリットではありませんね。逆にいきなり現場での仕事はちょっとなぁという人にとってはメリットです。

 

優秀な人と仕事ができる

大企業にいると、優秀な人はけっこういます。

例えば、

  • 技術のキャッチアップが早い
  • プレゼンの仕方がうまい
  • プログラミング実装力すごい
  • 仕事へのスピード感がある
  • コミュニケーション能力が高い

などですかね。

特に僕が新入社員の頃の上司は上記の項目をほとんどクリアしていました。彼は今となってはかなりの出世をしています。

やはり、優秀な人と仕事をするとその人の仕事を観察して自分に吸収することができますね。あとは、何よりモチベーションが上がりますよね。周りがやる気がなかったり、向上心がないと自分もやる気がなくなりますよね。

 

ブランドがある

大手企業はブランドがありますね。個人的にはこれが一番の魅力ですね。

個人の時代と言われつつある現代ですが、まだまだ世間一般の人からすると有名な会社ならすごいって思われるんですね。

特に合コンなどの出会いでは非常に受けがいいです。知らない会社でどれだけ凄いことやってるよりは、みんなが知ってる会社で安定した給料をもらっている方が信頼しやすいんですよね。

あとは社会的信用があるので、お金関連での審査はだいたい通ります。

クレジットカードなんかは必ず審査は通りますし、賃貸の契約も信用があるのですぐに入居可能になりました。

 

デメリット

続いてデメリットについてご紹介します。

 

若い頃は給料が上がりにくい

同期が数百人とかいるので、どんなに優秀な人でもどんなに出来の悪い人でも最初の頃は同じラインからスタートし、大幅な給料アップはありません。

1年間の成果による多少の変動はありますが、昇進しない限りは給料が跳ね上がりませんね。かなりの成果を出した時でも、全然成果を上げられない時でも大きな差はありません。

これだと仕事へのモチベーションが湧かず、転職や独立したい人の気持ちもわかります。

 

出世に時間がかかる

出世には時間がかかります。会社によりますが、僕のところだと40前後でようやく課長レベルかなって感じなのでそれまでは我慢ですね。

各役職はだいたいの数が決まっていて、それに対して同期の数もかなり多いので、ポストの争いはある程度あります。そもそも生涯出世できない可能性もあります。

その分出世できた時の給料の跳ね上がりはすごいらしいです。

ただ、最近は出世に対しても魅力が薄れていますよね。やはり役職につくと忙しくなる可能性が高く、プライベートの時間が取れまぜん。高い給料をもらって自分の時間がなくなるか、ある程度での給料で自分の時間を確保するか、どちらが良いかは人それぞれだと思います。

 

無駄な手続きが多い

これは僕が感じる本当に嫌なデメリットです。

  • 物を一つ捨てるにもハンコが必要
  • 自分の研究成果を対外発表するのにも決裁が必要、
  • 上司を理解させるための資料作成

結構面倒臭い手続きが多いです。決裁を取るための資料作りなどで何時間も潰れることもあったりします。

しかも、これらの手続きって会社でしか使えないので自分のスキルにならないものなんですよね。

 

配属部署を選べない

配属部署を選べないと以下のようなデメリットがあります。

  • 自分が希望する事業分野ではない
  • 部署の雰囲気がブラック

大企業なので色んな事業・色んな部署があります。

必ずしも希望している部署に配属されるとは限りません。もちろん、本人のスキル・希望はある程度考慮されますが絶対ではありません。

あとは、職場の雰囲気も部署によって全然違います。ブラックな習慣が根付いているところもあります。

僕は奇跡的にも自分がやりたい事業・職場の雰囲気はホワイトという部署に配属されました。ただ、異動などが発生する可能性もあるので、安泰ではありませんね。

 

結局のところ大企業はいいの?

大企業への就職は昔ほどの安定はないが、今の所はやっぱりメリットの方が大きいかなと思います。

それぞれのデメリットも僕なりに解消しようと考えています。

  • 若い頃に給料が上がらない、出世が遅い
    ➡︎副業することで自分の収入を増やす
  • 配属部署を選べない
    ➡︎合わない部署ならスキルを身につけ転職を選択

無駄な手続きが多いに関しては、今の所は「速攻で終わらす」か、「振られた時に嫌な顔をする」くらいですかね。

若い頃はどれだけ頑張っても給料が上がりにくいので、仕事のモチベーションにつながらないことも多いです。なので、会社では最低限の仕事をこなしつつ、空いた時間に自分で副業して収入を増やすか、転職の準備のため市場価値を上げるためにスキルをどんどん磨くのが理想的かなと思います。

僕は副業としてはブログをし、市場価値を上げるためにプログラミングに取り組んでいます。ブログでは少ないながら月8000円程度収入を得ています。プログラミングができれば、IT化が進むこの世の中で市場価値を上げるためにはベストの選択だと思い、日々勉強しています。

大企業へのブランドを手にして、安定した職場で働きながら個人でスキルアップをするというのが理想の働き方かなと思います。

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