こんにちは、おかてんです。
あなたは日々アウトプットできていますか?
アウトプットすることは感じたことや学んだことを自分の血肉にするためには不可欠で、僕も日々アウトプットとして言語化したり、実行するように意識しています。
インプットだけで終わらすより、アウトプットした方が確実に自分の成長につながるんですよね。最近はSNS、ブログなどアウトプットできる環境がたくさんあり、しやすくなったと思います。
しかし、そんな中でもアウトプットをなかなかできない人も。僕もまだまだアウトプットの量が少ないですが、以前より増えました。
そこで今回はアウトプットが苦手な人のために、苦手と感じる原因と改善策を2つの例から解説します。
目次
アウトプットできない原因
個人的な経験ですが、アウトプットできない原因は大きく2つあると思います。
- 他の人と比較してしまう
- インプットしたときに頭の中で分かった気になる
では、それぞれ説明します。
その1:他の人と比較してしまう
SNSやブログでアウトプットしようとした時に良くあるパターン。
ネットでアウトプットする方法を調べると、
「まずはTwitterで発信しよう!」
「ブログで自分の考えをまとめてみよう!」
というような意見が返ってくることが多いと思います。
ただし、実際それに取り組むことができる人がどれくらいいるのでしょうか。ほとんどの人は実践できていないでしょう。
なぜなら、他の人と比較してしまうからです。
ネット上でバリバリ発信している人の意見を聞いたり、見たりすると
「自分もこれくらいのクオリティでアウトプットしなければ恥ずかしいなあ」
「このレベルに達しないと、アウトプットしてもアホと思われるかもなあ」
と思い、やめてしまいます。それってかなりもったいないんですよね。誰にどう思われようが、自分自身は変わりません。
しかし、アウトプットするかしないかでは自分自身の成長は大きく違ってきます。
アウトプットによる成長>>>アウトプットによる羞恥心
ということを常に考えると、少しでもアウトプットしやすいと思います。
あと、周りは思ったほどあなたのことを注目していません。
周りのことを気にしてしまう人って、極度に周りにどう思われているかを妄想してしまいます。よほどのインフルエンサーでない限り、そこまで注目されていません。周りは自分のことを気にしていないと言い聞かせることで、アウトプットしやすくなります。
その2:インプットした時に頭の中で分かった気になる
このパターンの人が一番多いのではないでしょうか。アウトプットが苦手な人はインプットしただけで満足する傾向にあります。
いい本を読んだり、いいブログを読んだり、いい講演を聞いた時って、自分のモチベーションが上がり、仕事やプライベートへの活力になることってありますよね。しかし、そんな自己啓発な行動もインプットだけで終わってしまうと非常に危険です。
僕はそんなインプットを麻薬のようだと思っています。
例えば、こんな経験をしたことありませんか?
仕事もプライベートもうまくいかないな〜
↓
モチベーション上げるために、いい本読もう、講演を聞きに行こう!
↓
あ〜ためになった!インプットしただけで満足!明日からも仕事頑張れる!
↓
数日後、こないだの自己啓発の行動はすっかり忘れる
↓
仕事もプライベートもうまくいかないな〜
↓
モチベーション上げるために、いい本読もう、講演を聞きに行こう!
以降、ひたすら繰り返す
もちろん全く何もしないよりはインプットするだけでも効果はありますが、アウトプットする事と比べると成長直線が非常に緩やかになってしまいます。
イメージとしてはこんな感じ。
インプットにのみだと、インプット後はモチベーションが上がり成長できた気になるのですが、一定期間たつとすぐに下降してしまうんですよね。一方、常にアウトプットしている場合だと、常に成長し続けられる傾向にあります。
では、どうすればインプットだけで満足しないようにできるでしょうか?
それは目的を決めてインプットすることです。本を読む、講演を聞く時、before→afterで自分がどんな状態でありたいか?を明確にします。
例えば、「自分の時間を確保するために、仕事を効率よく終わらして残業を減らしたい!」という悩みを持った人が仕事術に関する本を手に取った場合。
- 読む前と読んだ後で、仕事を早く終わらせるようになっている必要がありますね。そうするとまずは仕事への取り組む姿勢が変わっているはず。
- 仕事への取り組む姿勢を変えるためには、本に書かれている具体的な実践内容を試します。
- 実践内容を試すには自分の中でこれは効果がありそうだと理解する必要があります。
- それを理解するために、実践内容やその前後の文章に敏感になってきます。
- 文章に敏感に慣れば、インプットした内容を整理しやすくなり、アウトプットにつなげやすくなります。
このように落とし込む事で本に書いている内容をより理解でき、インプットした時の要点が頭の中で整理されて、アウトプットしやすくなります。これは本を読むときだけでなく、色んな場面で試せます。
最初はここまで落とし込む必要はありませんが、まずは前後でどのような変化を期待しているのかを意識するだけで全然違います。
あとは必ず言語化して、アウトプットしましょう。頭の中で整理されただけでは、アウトプットをしやすくしただけで、実際には身につきません。自分でブログを書いてみる、あるいは紙に書き出したり、テキストエディタでまとめるなどでもいいので、実際に書き出し、きちんとアウトプットをすることで成長につなげましょう。
アウトプットを習慣化できるとどうなるのか?
僕は学んだことや感じたことを日々アウトプットするようになり、仕事でも良い影響が出てきました。
例えば
- 議事録をまとめることが楽になった
- 課題に対して原因や対策、アクションを考えるのが早くなった
- 会議中の発言がスムーズに言えるようになった
のように何事も言語化する癖がつき、常に頭の中が整理されているんですね。
言語化に慣れていない人は最初は少し苦痛に感じるかもしれませんが、続けると必ず良い影響が出てくるので頑張ってトライしてみましょう。
オススメの実践方法
僕がアウトプットを習慣化するために取り組んでいる方法をご紹介します。
ゼロ秒思考のA4メモ書き
まずは、A4メモ書き。
これはゼロ秒思考という書籍で紹介されている方法で、A4のメモ用紙に自分が気になったことを書き出すという方法です。
書き方はこんな感じ。
左上に自分が思っていること、感じていることのタイトルを書き、右上に今日の日付。
そして、タイトルに応じた内容をひたすら書き連ねるだけです。制限時間は1分。書けるだけのことをとりあえずスピード重視で書きます。
頭の中の整理もなるので是非やってみてください。
SNS活用
SNSで発信する方法です。特にTwitterがオススメですね。自分が考えていることを言語化するって意外と大変。しかも文字数制限があるので、範囲内に収めないといけません。
自分で読んだ本、読んだニュースや記事などに対してつぶやくことで、自分の意見をアウトプットすることで、頭の中に残りやすくなります。
その習慣が身につくと、言語化が苦痛ではなくなり、自然と学んだことが身につき、さらには行動にも移しやすくなっていきますね。まずは自分が感じたこと、思ったことをつぶやくことから始めましょう。
ブログに書く
少しハードルが高いですが、ブログに書くというのはアウトプットできるツールとしては非常に効果が高いです。
もちろん、そんなにきちんと書く必要はないと思いますが、いざ書くと人に読んでもらうこと前提なので、きちんと書かないとダメという気持ちが少しでも働くんですね。
ブログを初めてやる人ははてなブログをお勧めします。はてなブログなら最初は自分のペースで書きつつ、軌道に乗ればブログは収益化ができるので、有料版に切り替えて収益化を狙うということもできます。
話の要旨を確認する
こちらは言葉を発することでアウトプットする方法です。
友達や上司と会話している時に内容が理解できない時ってありませんか?僕はよくありました。それって話の要旨をまとめられていないんですね。
そうならないためには話の要旨を確認する癖をつけること。
最後に
「それって〇〇ってことですよね?」
と必ず確認します。
言葉を発することでも自分の頭の中に定着しやすくなるんですね。
もし
「話の要旨なんかまとめられていたらアウトプットの苦労はしねーよ!」
という方がいましたら、会話中に相手の目を見て体を向ける傾聴の姿勢から入ることをお勧めします。
僕も昔そうでしたが、集中力がなくて話の途中から上の空だということもあり、話の要旨がいつもわからないということがありました。そうならないためにはまずは聴く姿勢から見直してみてはいかがでしょうか。
まとめ
アウトプットな苦手な人の特徴と、どうすれば改善できるのか、僕がしているアウトプット実践方法を描いてみました。
アウトプットが苦手な人は是非参考にしてください。
- 他の人と比較しない
- インプットするときは目的を明確に
- ゼロ秒思考のA4メモ書きを実践する
- Twitterを利用する
- ブログを開設する
- 会話や文章の要旨を常に確認する